EDかなと思ったら、まずはセルフチェック

EDセルフチェックについて

 

 

正常な勃起とEDの違いを確認しておきましょう。ちなみに正常な勃起をするのは、神経と血管が関与しています。

 

まず、性的刺激が脳からの信号で神経を介して陰茎に伝えられます。すると陰茎海綿体の動脈は拡がって血液が多く流れ込み、スポンジ状をした海綿体は流れ込んできた血液をどんどん吸い込み、大きく膨らんだ状態になるのです。これが正常な勃起です。

 

EDだと、動脈の拡がりは不十分であり、それは十分な血液が動脈に流れ込まない、勃起につながる神経が何らかのダメージを受けているなどから、硬くなるのにも時間がかかり、勃起自体も持続しなかったりします。

 

EDはまるで勃起しない状態だけを言うのではありません。問題はそうした状態のレベルということですが、バイエル製薬の「EDネットクリニック」にEDセルフチェックのコーナーがあるので、これを活用してみましょう。わずか1分程度でEDかどうかのチェックが可能です。

 

チェックシートは印刷できるので、この結果を医療機関に見せれば診察もスムーズになるはずです。設問は、「勃起してそれを維持する自信はどの程度ありましたか」、「性的刺激によって勃起した時、どれくらいの頻度で挿入可能な硬さになりましたか」、「性交の際、挿入後にどれくらいの頻度で勃起を維持できましたか」、「性交の際、性交を終了するまで勃起を維持するのはどれくらい困難でしたか」、「性交を試みた時、どれくらいの頻度で性交に満足できましたか」という内容で、すべて5~6段階評価でチェックします。このセルフチェックをして、結果が21点以下だとEDの疑いがあります。